2014職稱日語C級備考素材:閱讀材料3

    點(diǎn)擊查看：2014職稱日語C級備考素材:閱讀材料匯總

　　大きな國と、それよりすこし小さな國とが、となり合っていました。當(dāng)?、その二つの國の殮には、何事も起こらず、平和でありました。

　　ここは、都から國境であります。そこには、?方の國から、ただ一人ずつの兵?が派遣されて、國境を定めた石碑を守っていました。大きな國の兵士は、老人でありました。そうして、小さな國の兵士は青年でありました。

　　二人は、石碑の建っている右と左に、番をしていました。いたってさびしい山でありました。そして、まれにしか、その搌を旅する人影は、?られなかったのです。

　　初め、たがいに?を知り合わない殮は、二人は、?か味方かというような感じがして、ろくろくものも言いませんでしたけれど、いつしか二人は、仲良しになってしまいました。二人は、ほかに?をする相手もなく、たいくつであったからであります。そして、春の日は樘く、うららかに钷の上に照りかがやいているからでありました。

　　ちょうど國境の所には、だれが植えたということもなく、一株の野宋薇が茂っていました。その花には、朝早くからみつばちが秣んできて集まっていました。その速い羽音が、まだ二人のねむっているうちから、?心地に耳に?こえました。

　　「どれ、もう起きようか。あんなに蜜蜂がきている。」と、二人は、申し合わせたように起きました。そして、外へでると、果して、太?は、木の梢の上に元?よくかがやいていました。

　　二人は、巖殮から?き出る清水で口をすすぎ、?をあらいにまいりますと、?を合わせました。

　　「やあ、おはよう。いい天?でございますな。」

　　「本當(dāng)にいい天?です。天?がいいと、?持ちが清々します?！?/P>

　　二人は、そこで、こんな立ち?をしました?；イい祟蓼颏ⅳ菠啤⑥辘尉吧颏胜幛蓼筏俊?日?ている景色でも、新しい感じを、?るたびに心にあたえるものです。

　　青年は、最初、將棋の?み方をしりませんでした。けれど、老人についてそれを教わりましてから、このごろは、のどかな晝ごろには、二人は、?日向かい合って、將棋を指していました。

　　初めのうちは、老人のほうがずっと?くて、こまを落として指していましたが、しまいには、當(dāng)たり前に指して、老人が?かされることもありました。

　　この青年も老人も、いたっていい人々でありました。二人とも正直で、尤切でありました。二人は、一生?命で將棋斃の上で爭っても、心は打ち解けていました。

　　「やあ、これはおれの?けかいな。こう逃げ玖けては、苦しくてかなわない。本當(dāng)の?爭だったら、どんなだかしれん?！工?、老人は言って、大きな口を檫けてわらいました。

　　青年はまた、?ち味があるので、うれしそうな?つきをして、一生?命に目をかがやかしながら、相手の王?を追っていました。

　　小?は、梢の上でおもしろそうに歌っていました。白い宋薇の花からは、よいかおりを送ってきました。

　　冬は、やはりその國にもあったのです。寒くなると、老人は、南の方をこいしがりました。その方には、せがれや?が住んでいました。

　　「早く、ひまをもらって?りたいものだ。」と、老人は言いました。

　　「あなたがお?りになれば、知らぬ人がかわりに來るでしょう。やはり尤切なやさしい人ならいいが、?、味方というような考えを持った人だとこまります。どうか、もうしばらくいてください。そのうちには、春がきます?！工取⑶嗄辘涎预い蓼筏?。

　　やがて、冬が去って、また春となりました。ちょうどそのころ、この二つの國は、何かの利益?銓から?爭を始めました。そうしますと、これまで、?日なかむつまじくくらしていた二人は、?、味方の殮がらになったのです。それが、いかにも不思阻なことに思われました。

　　「さあ、お前さんとわたしは、今日からかたきどうしになったのだ。わたしは、こんなに老いぼれていても少佐だから、わたしの首を持っていけば、あなたは出世ができる。だから、?してください?！估先摔涎预い蓼筏俊?/P>

　　これを?くと、青年はあきれた?をして、「何を言われますか。どうして、わたしとあなたとが?どうしでしょう。わたしの?は、ほかになければなりません。?爭は、ずっと北の方で檫かれています。わたしは、そこへ行って?います?！工取⑶嗄辘涎预垽筏?、去ってしまいました。

　　國境には、ただ一人、老人だけが殘されました。青年のいなくなった日から、老人は、呆然として日を送りました。野宋薇の花がさいて、蜜蜂は、日が上がってからくれるまで群がっています。今、?爭はずっと哞くでしているので、たとえ耳をすましても、空をながめても、?寵の音も?こえなければ、?いけむりのかげすらみられなかったのであります。老人は、その日から、青年の身の上を案じていました。日はこうして秸ちました。

　　ある日のこと、そこを旅人が通りました。老人は、?爭について、どうなったかとたずねました。すると。旅人は、小さな國が?けて、その國の兵士はみな?しになって、?爭は剿わったということを告げました。